駐車場に知らない車が…どうする?警察への通報の流れや、対処法を解説

生活

賃貸の月極駐車場に車を止めようとすると、知らない車が!?
初めてのことだったので無断駐車の対応方法を残します!

対処法

管理者に電話する

賃貸物件、月極駐車場の場合まず管理者に電話しましょう。

良心的な管理者である場合は、次回から止められないような措置を取ってくれる可能性があります。
管理者への電話番号は、マンション内の掲示板に記載されていることがあります。

110番通報する

管理者に電話がつながらない場合は110番通報しましょう。

待っていてもらちが明かないので躊躇せずに連絡しましょう。

110番の流れ

かけた際は、「火事ですか?救急ですか?」と尋ねられます。

「駐車場に知らない車が止まっています」簡潔に伝えましょう。

その後場所などを聞かれて、一番近い管轄の警察所の電話番号を伝えられます。

同様の内容を警察署にかけて伝えます。

<警察に伝えるべき必要な情報>

  • 車を止められている場所の住所
  • 車のナンバーと車種、色
  • 自分の名前

その後、警察官と接触希望かどうかを尋ねられます。
接触希望しなければ、どこかで待っていれば対応をすべて警官が行ってくれます。
私は腹が立っていたため接触希望にしましたw

110番後の対応

警察が到着し、事情を説明します

車のナンバーや車種から、車の持ち主の携帯電話の番号を入手し警察が電話を掛けます。

電話がかかれば車を移動してもらうように警察がはからいます。
電話がかからない場合はどうすることもできません…

その理由は警察は民事不介入という原則があるからです…

民事不介入とは

警察官には民事に介入すべきでないという原則があります。

その内容は、本来、対等な当事者同士において解決されるべき民事事件に、中立公正が求められる警察権力が一方に与するのは適当でないというものです。
簡単に言うと、人同士のもめ事に警察がどちらかの肩を持つのは適切ではないということです。

そのため、月極駐車場にしらない車が止められていても私有地内の出来事なので、警察は協力(所有者に連絡)することしかできません。実力行使はできないということです。

制裁は加えられないのか?自力救済について

結論、非常に厳しいです。

その理由は、法律で自力救済は原則禁止されているからです

自力救済とは、公的な権力ではなく、私人の実力行使によって私人の権利を回復すること。
簡単に言うと、どんな理由があっても、法律の手続きを踏まずに車や人に対して制裁することはできないということです。

そのため、迷惑車にタイヤロックやレッカー移動することはできません。
行うと器物損壊罪でこちらが不利になってしまいます。

どうにかして制裁を加えたかったので警察に相談しましたが、民事不介入なので厳しいと答えられました。
公道だったら駐車違反で切符を切れるが、私有地は厳しいとのこと…

本気で制裁を加えたい場合は、弁護士を通じて訴訟を起こすしかありません。
訴訟を起こすには費用も時間も心理的ストレスもかかるので、非常に大変です。

まとめ

無断駐車に制裁を加えることはほぼ無理です。

めちゃめちゃ腹が立ちますし、傷をつけてやろうかとも思いますw
しかしそれをすると、こちらが器物損壊罪にあたりますし、報復される可能性もあります。

そのため、管理者に連絡するか警察に連絡するのがスマートだと思います。

腹が立つ気持ちは非常によくわかりますが、そんなしょーもない奴のために時間を使うのはやめておきましょう。

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