初めに
今回返金が成功したのは、クレジットカード決済であったからである。
振り込みの場合は、足がつかず返金まで難航する。もしくは、返金されない可能性がある。
すぐに消費生活センターに相談するべきだ。
返金方法
まず、消費生活センターに問い合わせよう。(問い合わせる理由は後に解説)
そして、カード会社にチャージバック(返金)の申請をしよう。
返金までかかった時間(私の場合)
返金までにかかった時間は、約半年である
長期戦になることを覚悟しておかないといけない
私の場合は、滅多にない経験ができたと思って、半ばあきらめながら待っていた。
絶対返金されるとは限らないので、気長に戦う必要がある
消費生活センターでの流れ
消費生活センターに連絡をした。
状況についてこと細かく説明を求められて説明する。(威圧的で怖かった…笑)
その後、詐欺であると断定されて返金に向けて動くことが決まる。
まずクーリングオフのメールをVyvoに送ってみた。
しかしVyvoからは返信は返ってこない。
返事くらい返せよ…
待っていても埒が明かないので、クレジットカード会社にチャージバック(返金)を申請することに。
このチャージバックの申請が非常にややこしい…
次に解説する。
チャージバック(返金)の申請方法
チャージバックを申請するために、抗弁書と経緯書をカード会社に送るようにアドバイスを頂く。
抗弁書とは
「支払い停止等の抗弁に関する手続きについて」のこと。
抗弁書のURL
https://www.j-credit.or.jp/customer/consult/download/20091127_siharai_teisi.pdf?PHPSESSID=emflxers
経緯書とは
顛末書のようなもので、日付や行われたことを詳細に記したものである。
抗弁書を書く際の疑問
さあ抗弁書を書くぞというときに、疑問が2つ出てきた。
- 割賦販売とはなんぞ?
- 割賦販売法の適用を受けないときは抗弁できないの?
というものである。
https://faq.jaccs.co.jp/dispFile.php?id=198「支払い停止等の抗弁に関する手続きについて」の一部抜粋
割賦販売とは?
簡単に言うと、代金を分割して払うこと。
細かく言うと、2ヵ月を超える2回払いや、分割払い・リボルビング払い、などが割賦販売法の規制対象となる。
しかし、私はクレジットカードの支払方法は一回払いである。
ということは、抗弁書提出できないの!?と困惑した。
割賦販売法の適応の有無
私が使用していたクレジットカードは後から分割払いに変更できるため、変更しようか悩み、消費生活センターに相談。
結論、変更しなくてよいとのこと!(一回払いのままでOK)
理由を尋ねると、悪質な場合はそのまま抗弁書を提出することが多いとのこと。
分割払いなどに変更してしまうと手数料が発生してまう。そのため変更せずに提出するようにとのことだった。
今回は私の場合であるため、読んでいる方が申請する場合は消費生活センターの担当者に尋ねよう。
送付先や送付方法について
抗弁書と経緯書をやっと作り終えて、書類作成完了!
クレジットカード会社への宛先は、カード会社に電話などで「抗弁書の宛先を教えてください」と聞くと教えてくれた。
送る際は大事な書類であるため、簡易書留や特定記録郵便で送ることをお勧めする。(記録がのこるため)
私はレターパックで送った。
消費生活センターに連絡したほうが良い理由
的確なアドバイスがもらえる
消費生活センターに連絡することで、プロのアドバイスを頂くことができる。
しかし激務だからなのか、親切であるが言葉が強かったり、話を省くことがよくあった。
自分のお金に関する話なので、分からないことはその都度どんどん質問して解決した方が良いと感じた。
代理としてやり取りをしてもらえる
カード会社との連絡や、Vyvoとのやり取りも、間に入って代理として行ってもらえる。
プロに代理としてやり取りをしてもらえるのは非常に心強い。
私の場合は非常に難航したため、代理をしてもらえて非常にありがたかった。
弁護士を雇っているような気分。
必ず消費生活センターには連絡したほうが良い。
Vyvo インペルソナと戦った体験談
なぜマルチ商法に引っかかってしまったのか
友人からの勧誘があり、かなり信頼していたため誘いに乗ってしまった。
私は慎重な性格で、ネット情報などかなり調べてからではないと決断しないが、信頼している友人の誘いであったため調べることを怠った…
これが誤りの始まりである。
騙されているのに気づいたきっかけ
騙されていることに気づいたのは、スマートウォッチの会社名について調べた際、数々の悪質な行為がヒットした。
また、ユーチューブで調べると悪い情報が多く出てきた…
山田さんのYouTubeチャンネルでは、どのような法律違反か解説してくれているため、抗弁書を書く際に非常に役に立った。
https://www.youtube.com/channel/UCi4ImugWNNVJTcyenM2O6ZQ/videos?view=0&sort=dd&shelf_id=0
すぐに消費生活センターに連絡
騙されていると気づいてからは、消費生活センターに連絡した。
そしてクレジットカード会社に抗弁書を出し、受理された。
その3カ月後が特に難航した…
なぜかVyvoインペルソナから直接電話がくる
抗弁書を書く際にVyvoインペルソナの電話番号をいくら探しても見つからず、勧誘者に電話番号を尋ねても「存在しない」と言われた。
それにもかかわらず、なぜかVyvoインペルソナから直接電話がかかってくる。
存在しないとは何だったのか…
電話内容は、「クーリングオフを行えるか確認するため、事細かな内容をメールに返信してほしい」とのこと。
3か月前に送ったクーリングオフメールは無視した癖に、返金請求がかかるとメールしてほしいなんて、虫が良すぎるし行動が謎である。
再び消費生活センターの担当者に連絡
電話があった後、消費生活センターに連絡した。
代理人として消費生活センターの担当者さんが対応してくれているため、Vyvoから直接連絡してくるのはあり得ないとのこと。
担当者さんから電話番号を教えてくれと言われる。
担当者さんがVyvoインペルソナに連絡した結果、何を言っているのか意味が分からなかったとのこと。
法律違反しており返金するように話すと、全く話が通じず、法律のことも全く理解していなかったらしい。
話をして、すべて言い返してコテンパンにしたそうだ(笑)
こんな法律もわかっていない会社はすぐに潰れると言っていた。
これらのことも踏まえて、クレジットカード会社に連絡してくれるとのこと。
クレジットカード会社から返金拒否
クレジットカード会社から返金請求できなかったと連絡が返ってきた。
その理由は、Vyvo インペルソナの会社がシンガポールにあるとされているからである。
私は日本のクレジットカード会社を使用している。
Vyvoインペルソナにお金が支払われる流れは、日本のクレジットカード会社と海外のクレジットカード会社を経由する。
海外のクレジットカード会社がVyvoインペルソナと繋がっているのか、返金拒否される。
返金拒否理由は、Vyvoインペルソナのサイトに「いかなる場合でも返金は行わない」と記載があるから。
しかしどう考えても、Vyvoインペルソナは様々な法律違反を犯している。
以下法律違反の一部
・概要書面を交付しない(特定商取引法違反)
・1VSCが1$になり、10$まで上がる(私が聞かされた話)(不実告知)
日本で行われているため、日本の法律が適用されないのはおかしい。
悪質であるため、再度クレジットカード会社が返金請求を行った。
やっと返金成立
半年かかり、やっと返金成立!!
難航しすぎである…
しかし、色々ととてもいい勉強になった。
うまい話など無い(笑)
暗号通貨にはもうコリゴリだ
まとめ
騙されたと思ったら、すぐに消費生活センターに連絡しよう!!!
行動をしないと、失ったお金は返ってこなくなります。
すぐに行動を起こしましょう!!
そして学んだのは、だれでも騙される可能性があるということ。
昨今は様々な情報取得方法があり、このようなマルチ商法に引っかかるわけがないという自信があった。
しかし、友人経由で騙されてしまった。
私の場合は幸いクレジットカード決済であったため抗弁することができた。
しかし、振込だと後が追えないため、返金される可能性はほぼないとのこと。(消費生活センターより)
今回の経験から、誰でも騙される可能性があると実感した。
当たり前の話であるが、リスクなしで絶対稼げるなどのうまい話は無い。
これから様々な詐欺が出てくると思うが、情報収集は本当に大事で、一番確実な防ぐ手段である。
ここまで読んでくれた方は、だれでも騙される可能性があると思い、注意して日々を過ごしてほしい。
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