【アフラック】ツミタスは本当にお得?メリットデメリットを評価し解説!

生活

親にアフラックから電話勧誘があった。
その影響で、ツミタス契約してみたはどうだと勧めてきた。
確実にお金が増えて返ってくるというキャッチフレーズが怪しい。
気になったので調べてみた!
※個人的見解を含むため、参考程度に閲覧ください。責任は一切負いかねます。

本当にお得なのか

結果で見ると、お金が増えるためお得である。

過程で見ると、人によっては損をする
非常に大事なのは過程である。

過程で見るとお得ではない理由

30歳から1万円でツミタスを始めるとする。
60歳の時点で積み立てた金額は、12万円/年×30年=360万円
60歳で解約すると、119.7%の約430万円返ってくる。

考えてほしいのが、60歳になって430万円ほしいだろうか?
お金が必要な年代はもっと若い年代ではないだろうか?

タダでお金をもらえるならもちろんほしい。
しかしこれは積み立て続けた結果のお金である。

60歳になるまで、いろいろお金が入用になることがある。
結婚、出産、子育て、塾、学校、住宅ローンなど…

裕福でない限り、お金を積み立てている場合ではない。

積み立てNISAなどで全世界株式などの投資をしている場合は、売ってしまえばすぐお金になる。
しかし、ツミタスの罠は、60歳になるまでに解約すると損をしてしまうことである。

60歳の契約応当日前日までに解約した場合、解約払戻金額は表示額より少なくなります。

保険料払込期間中の解約払戻金額をアフラック規定により計算した解約払戻金の70%(既払込保険料に対する割合ではありません)に設定しています。なお、保険料払込期間中に解約した場合は、保険料払込期間満了日の翌日以降に解約した場合より解約払戻金額・戻り率が低くなります。

https://www.af-direct.jp/tsumitasu/

よって、
「30歳~60歳の間で入用になるであろう合計360万円をいつでも使える状態にしておくか」
それとも
「ツミタスに積み立てて60歳以降に+70万円の430万円をもらうのか」
これが契約するか否かで非常に大事な点である。

30~60代での360万と60歳以降の430万の質は、雲泥の差である

ツミタス保険料の払い込み方法の違い

上記の内容は、積立式(60,65,70,75歳払済)の保険料の支払い方法についてであった。
別に、一括払い式(10,15~22年払済)も存在する。1
わかりにくいので以降、積立式と一括払い式と呼ぶ。

違いとしては2点ある。

  • 一括払い式は解約しても減額されない
  • 一括払い式だと、まとまった金額が必要(余剰資金)

例えば、一括払い式の10年払済を選択したとする。
月々約10000円だとすると、一括で120万払う必要がある。
10年後の払い戻し金額は約101%なので、返ってくる金額は、12000円。
定期預金だとこれ以上高い金利の銀行は少ないと思うので、まとまった資金があれば一括払い式を利用すべきである。

メリットデメリット

メリット

  • 60歳まで積み立てれば、お金が増えて返ってくる
  • 生命保険や介護保険もサービス内容に含まれている
  • 一括払い式を利用すれば途中解約しても減額されない
  • 一括払い式だと、定期預金よりも高い利率で運用できる

デメリット

  • 積立式だと、60歳未満で解約するとお金が減って返ってくる
  • 一括払い式では、途中解約でも減額されないがまとまったお金が必要になる(月1万で10年払済だと120万円)
  • 生命保険や介護保険の内容が、あまりお得ではなく弱い(介護保険については要介護2~が対象)
    (要介護2とは、日常生活の1部が介助を要する状態)
  • 30代で使うお金と、60代で使うお金の質は全く違う
  • 30年後の貨幣価値が下がっている可能性がある

ツミタスとは

万が一の介護や死亡の保障を備えながら将来に向けた資産形成ができる保険

https://www.aflac.co.jp/shisankeisei/tsumitasu/

【内容】
保険料の支払い方法が2種類あり、積立と一括払いがある。
積立式では、毎月積み立てをすると、60歳を超えて解約した際、確実にお金が増えて返ってくる。※60歳未満で解約すると損をする
一括払い式では、解約しても減額されない。しかし、まとまった資金が必要。

これらに加えて、各種保険もついてくる。

保険内容について

介護・死亡・医療・年金の保証を選んで備えることができる。
いろいろ選ぶことができるが、補償内容は少し弱い

例で挙げると、介護保険について。
ツミタスの介護保険を受ける場合は、要介護2~でないと受けられない。
要介護2とは、日常生活の1部が介助を必要とする状態である。要支援1,2や要介護1では受けることができない。
よって、要介護2と認定されないと介護保険は受けられないので、ハードルが高くシビアである。

保険について紹介していくときりがないため割愛する。

これらの保証が欲しい人は、十分な内容が網羅された生命保険等に入るほうがいいと思う。

まとめ

ツミタスの罠は、積立の場合、60歳を超えないとお金が+になって返ってこないこと。

一括払い式の場合、解約しても減額されないが、まとまった金額が必要。
10年払済だと、120万円必要になる。10年後の解約後金額は約101%

よって、積立続けるのはお金が入用の際困るので、一括払い式がオススメ
101%だと、定期預金よりも利率が高い
しかし、まとまった金額が必要になるため、余剰資金がある人に向いている。

  1. 積立と一括払い ↩︎

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