【事故】琵琶湖での年間死者数は?水は綺麗?

生活

琵琶湖での年度別死者数

合計1
2024年 死亡者数15人 事故者数172
2023年 死亡者数8人 事故者数168
2022年 死亡者数14人 事故者数103

年間10人前後の死者数が出ている

水難事故

2024年 死亡者数12人 事故者数19
2023年 死亡者数8人 事故者数67
2022年 死亡者数13人 事故者数24

実際に琵琶湖で泳いでみると急に深くなる箇所が多くある。
海であれば段階的に深くなるのだが、琵琶湖は急に深くなる。

ちょっと遠くまで泳いでいると、気づいたら従業員の目線が強くなっていた。
これは毎年水難者が多いため、従業員も注意しているのだと思う。

船舶事故

2024年 死亡者数3人 事故者数153
2023年 死亡者数0人 事故者数101
2022年 死亡者数1人 事故者数79

船舶事故の多くは、水上オートバイやプレジャーボートで起こっている2

↑水上オートバイ

プレジャーボート

↑プレジャーボート

しかし、船舶事故は水難事故と比べて死亡数が少ない。
その理由の一つとして、ライフジャケットがある。
水上オートバイやプレジャーボートの乗客員は、救命胴衣(ライフジャケット)の着用を義務付けられている。
これにより、死亡数が少なくなっていると考えられる。

琵琶湖で命を落としてしまう理由

  • 浮力が少ない
  • 水深が深い
  • 飲酒

浮力が少ない

琵琶湖では、海で泳ぐのと比べて体が沈みやすい。
溺れないように泳ぐのにも、体が沈むためより力が必要になってくる。
海で泳ぐのとは勝手が違うため、非常に注意が必要である。

<浮力が少ない理由>
琵琶湖は、海水ではなく淡水(塩分を含まない水)である。
塩分が含まれていないので、海と比べると琵琶湖では浮力が少なくなる。
海水の密度は約1.025g/㎤ 水の密度は約1.000g/㎤
密度が多ければ浮力が大きいため、琵琶湖は浮力が少ない。

水深が深い

海だと段階的に深くなる場合が多い。
しかし、琵琶湖は急に水深が深くなる。

湖は水たまりのイメージだが、琵琶湖は日本最大の湖であり、最大水深は約104メートルである。

例でいうと、学校の25mプール4つ分、30階建てのビル、東京タワーの1/3である。
湖だがかなり深い…

飲酒

琵琶湖付近でバーベキューができるところも多い。
そしてバーベキューといえばお酒である。

飲酒をすることで、「視野が狭くなったり、判断力の低下、平衡感覚が乱れる、運動能力が低下する」など様々な症状が起こる。
この状態で浮力が少ない琵琶湖に入るということは、非常に危険ということは言うまでもない。

琵琶湖は綺麗なのか?

  • 自浄作用
  • 希釈
  • 流入・流出

自浄作用

自浄作用をいくつか挙げると、植物プランクトンや微生物などがある。
植物プランクトンは光合成をすることで結果的に水質を改善させる。
微生物は、有機物や栄養素を分解して水を浄化させる。

希釈

ゴミや様々な生物の死骸があったとしても、琵琶湖の膨大な水の量である程度希釈される。

琵琶湖の水量は27.5億㎥ある。
27.5億㎥の例を挙げると、日本人口の年間水道使用量を2年半以上支えることができる。

よって、少量であれば汚染されない。

水の流入・流出

琵琶湖には、山からの河川が流入する。
水は様々な用途で使用されたり、他の川へ流出されたりする。

結果、水が入れ替わるために綺麗な状態は保たれる。

まとめ

琵琶湖では年間10人前後の死者が出てしまっている。
その理由としては、浮力・水深・飲酒などが挙げられる。

水難事故と比べて、船舶事故は死亡率が低い。
水上オートバイに乗り込む場合は、ライフジャケットの着用が義務付けられている。
その関係で、溺死者が減少していると考えられる。

琵琶湖には自浄作用が備わっており、水も入れ替わるため、水は綺麗な状態は保たれている。

楽しく綺麗な琵琶湖であるが、遊ぶ際は十分に注意する必要がある。

  1. https://www.shiga-wsa.jp/ ↩︎
  2. https://www.mlit.go.jp/jtsb/bunseki-kankoubutu/localanalysis/04kobe/20191025kbanalysis.pdf ↩︎

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