【まとめ】日本のバンジージャンプ事故率と事故6件とは？？

調べられる限り調べ尽くした。

日本で起こった事故は６件
バンジージャンプの事故率
軽傷や重軽傷の定義
バンジージャンプのリスク
まとめ

日本で起こった事故は６件

1995/9/10 愛知県「南知多グリーンバレイ」

従業員が、客に右腕をつかまれ落下死

https://www.green-v.jp/sp/attraction/

＜詳細＞
従業員が客に対してジャンプ指導を行っていた。
飛ぶ順番になった客が、飛び降りる際に恐怖で従業員の右腕をつかんで落下。
従業員は命綱をつけておらず、高さ18.5ｍのジャンプ台から転落して死亡。
地面にはエアマットが設置されていたが、落下中に従業員の体がふられ、マット外の芝生に叩きつけられた。

＜安全対策＞
運営会社の方針で、ジャンプ指導員は命綱装着を義務付けられていた。
さらに、ジャンプ台の先端には入ってはいけないことになっている。
従業員は命綱を装着せず先端部にいた結果、事故が起こった模様。¹²

＜現在＞
運営中
怖くてバンジージャンプできなかった方でも、1年以内なら保険料のみで再チャレンジできるそう³

1998/12/20 大分県「城島後楽園ゆうえんち」

逆バンジーにて、鉄塔に激突しコンクリートの地面に落下。
2人が重軽傷

＜詳細＞
逆バンジー（落ちるのではなく上に打ち上げられる）にて、バンジーのゴムとワイヤーの結合部分が外れ、イスが鉄塔に激突した。
激突した位置は、地上から約5m付近である。
その後コンクリートの地面に落下し、2人が重軽傷を負った。⁴

＜原因＞
原因は２つ考えられる。
1つ目は結合部分に使用されているロックするためのピンが外れた。
2つ目は結合部分に使用されているオリジナルロックピンを、他社に依頼して作成した違うロックピンに変更して運用していた。

＜現在＞
重軽傷者が出たため運営中止

2002/6/22 群馬県「猿ヶ京バンジージャンプ場」

足とゴムロープを繋ぐベルトから足が抜け、約3m落下し川へ着水。
顔や胸を打ち付け軽傷。

猿ヶ京バンジー

全国7ヶ所のロケーションの中からバンジージャンプで恐怖を克服できます

＜詳細＞
川に架かる橋に設けられた高さ約60mのバンジージャンプ場である。
ジャンプした際に、足とゴムロープを繋ぐベルトから足が抜け、約3m落下して川へ着水。顔や胸を打ち付け軽傷。
さらに、跳ね返ってきたベルトが従業員男性の顔に当たり軽傷を負った。⁵

＜原因＞
原因は、女性の足首にくびれがなかったため、ベルトに引っかからずすり抜けてしまったと考えられている。

＜現在＞
運営中

2005/8/15 山形県「月山あさひ博物村」

バンジージャンプのスタッフが、川にてボートで客を回収していた。
作業中に誤って転落し死亡

＜詳細＞
博物村に設置したつり橋から、足首にコードを巻き、約34m下の川に向けてバンジージャンプを行っていた。
ジャンプしたあと、客を回収するためにボートでスタッフが向かう。
向かっている際に誤ってスタッフが川へ転落。死亡に至った。⁶

事故当日は前日からの雨の影響で、普段の水位より1m高く川の流れは急だった。
しかしマニュアルに定める警戒水位よりは1m低かった。
過去にスタッフが川に転落したケースはなかったとのこと。

＜現在＞
死者が出たため運営中止

2017/1 場所不明

10代女性がバンジージャンプをし、骨折⁷
場所や原因などの記載は見つからず

2017/8/1 長崎県「ハウステンボス」

ワイヤーが切れて、そのままマットに落ち、弾んで地面へ落下。肩に軽傷を負った。

＜詳細＞
バンジージャンプの高さは20m。飛び降りた際に、命綱のワイヤーロープが切れてエアマットに転落。弾みで地面に落ちて、右肩を打撲する軽傷を負った。⁸

＜原因＞
同年5月に専門業者が点検をした際には、ワイヤーの異常はなかった。
強度確認も営業日の開園前後に実施していた。

＜現在＞
怪我人が出たため運営中止

バンジージャンプの事故率

バンジージャンプの事故率は、５０万人に1人とのこと。
エビデンスがある文献を探したが見つからず、他のサイトでも基本的に５０万人に１人と載っていた。（それらの才ともエビデンスなし）

しかし、上記の事故数を見ると非常に事故率が少ないことが伺える

軽傷や重軽傷の定義

軽傷や重症がどの程度の怪我かわからないため調べてみた。
警察庁からは、このように説明されていた。

軽傷

交通事故で、１箇月（30日）未満の治療を要する場合をいう。

重症

交通事故で、１箇月（30日）以上の治療を要する場合をいう。

バンジージャンプのリスク

とあるバンジージャンプの保険申込書を見てみると、骨密度の項目がある。
外力により骨密度が低いと骨折する可能性があるようだ。

心臓が弱い方も気をつける必要がある。
2023.12 日本人がマカオタワーでバンジージャンプを飛んだ。
その後、おそらく不整脈を引き起こし、死に至ったという例もある。

まとめ

かなり調べた結果、日本で起こった事故は6件見つかった。

バンジージャンプの故障による事故は、６件中2件である。
よって、バンジージャンプに故障する確率は非常に少ないと考えられる。

事故率は50万人に1人といわれている。（エビデンスなし）
事故数から見ても、事故率は低いことが伺える

心臓や骨密度が低い方は、バンジージャンプにチャレンジする際は非常に注意が必要だ。

日本で起こった事故は６件

1995/9/10 愛知県 「南知多グリーンバレイ」

1998/12/20 大分県 「城島後楽園ゆうえんち」

2002/6/22 群馬県 「猿ヶ京バンジージャンプ場」

2005/8/15 山形県 「月山あさひ博物村」